ガッキー(新垣結衣)とは関係なくても「究極の一本」と呼べる万能ボールペンです。
今回はこのアウロラのタレンタムというツイスト式ボールペン軸を全力で紹介します。
いつになく熱い語り口ですけれども、それだけ優れた筆記具だということです。
おまけにジェットストリームのプラスチック芯を、無加工のまま装着できるという長所もあります。
ビジネスマンやビジネスウーマンへのプレゼントには、これ以外の選択肢はないと言える高級ボールペンです。
今まではアウロラのオプティマの陰に隠れて、このボールペン全く気が付きませんでした。本当に面目ないです。
前置きはこのくらいにして、さっそく本題に入ることにしましょう。
ちなみにTVドラマのリーガルハイで、ガッキー(新垣結衣)が愛用していたボールペンです。
優れた使い勝手
ご覧の通りで、アウロラのオプティマとタレンタムは非常に良く似ています。

正直にいうと、アウロラのオプティマの方が少しだけ使い勝手が良いです。下記に紹介するのが、タレンタムの製品仕様です。オプティマよりも1-2mm程度だけ大きくて、重さも2gほど重くなっています。だから短く太い指の私にとっては、オプティマの方が良いのです。
- 全長:約135mm (収納時)
- 全長:約138mm (筆記時)
- 胴軸径:約12.6mm
- 最大径:約18mm (クリップ含む)
- 重さ:約26g
しかし私が今まで見逃していたように、意識しないとアウロラのオプティマとは区別できない範囲の差です。プラスチック芯のジェットストリームを無加工で装着できる点も共通しています。「良い」といっても、本当に “ちょっとだけ” の違いです。
ガッキーは公開データによると身長169cmなので、身長171cmの私とは殆ど同一だと言って良いでしょう。そして指の長さの点では、彼女の方が勝っているでしょう。
だから彼女にとってはアウロラのタレンタムの方が、オプティマというボールペンよりも使い勝手は良さそうな気がします。これはもう本人に尋ねるしかないです。
それではどうしてこの二本のボールペンが、そんなに使い勝手が良いのでしょうか。
その秘密は、万人受けする高級ボールペンの標準サイズ/重さに収まっており、そして逆円錐に近い形状をしている点にあります。この形状だと、ボールペンを握った時に、ほんの少しだけではあるけれども直角に近い角度に近づくんです。
その「ほんの少し」がペン先のボールに大きな影響を与えるのが、奥深き油性ボールペンの世界です。たった数度くらいの差で、インク溜まりや文字掠れのリスクが大幅に減少するのです。
ちなみに私によって総合評価No.1であるモンブランのマイスターシュテュックは、モンブラン専用のジャイアントリフィルのインクが存在するためにNo.1となっています。
万年筆のように斜めに持ってもインク溜まりや文字掠れの生じない “魔法の替芯” です。こんな替芯を開発して製造してしまうのだから、モンブランという筆記具メーカーは大したものです。
しかしジャイアントリフィルでない互換芯を使ってみると理解できるのですが、マイスターシュテュックは万年筆族(鉛筆族)のためのボールペンです。
つい万年筆と同じように寝かせ気味に持ってしまう形状なのです。その欠点を、ジャイアントリフィルという替芯が補っているのです。
つまり性能を十分に引き出せるボールペン軸という点では、アウロラのオプティマやタレンタムの方が優れています。
特にタレンタムは少し大きめになり、重心もやや後端側に置かれています。だからボールペンを万年筆のように寝かせるクセは出にくいし、自然とボールペンに適性な60-90度近い角度で持つようになります。
こればかりは実際に使ってみるのが一番なのですけれども、本当に絶妙に使い勝手の良いボールペンです。
長所と短所あるデザイン
実はアウロラのオプティマとタレンタムの違いが最もハッキリと出るのは、デザイン部分です。

アウロラのオプティマは、ボールペン中央部分の金属リングに巨大グレカパターンを採用しています。後端も黒い樹脂がアクセントになっています。
そして組成の異なる岩石の結晶のように、均一でないパターンの素材で本体が形成されています。なんでもアウロラ独自の “アウロ樹脂” と言うんだそうです。
だから見た目の派手さでいうと、アウロラのオプティマの方が抜きんでています。そしてお値段の方も、製造の手間や材質の分だけ、オプティマの方が抜きんでる結果となっています。
でも… 普通のビジネスパーソンならば、ビジネスをしている最中に、別に「派手さ」なんか必要ありません。むしろ仕事に専念する上で、邪魔になるだけです。
やっぱり普通のビジネスの場で長く使うには、シンプルなデザインのブラック/紺色な本体軸が似合っています。
特に画像のブラックパールはさておき、赤色系は工場現場には似合いません。ブティックの店員さんならば良いでしょうけれども、お客様に「魅せる」必要のない場所では集中を妨げるだけです。
そして長いこと会社員生活を送っていると、さまざまなシチュエーションに遭遇します。その全ての場合に遠慮なく利用できるのが、シンプルで単色ボディのタレンタムです。
だから私としては、アウロラのタレンタムをオプティマよりもオススメするのです。それにクロスのように独特な形状をしている訳ではありませんし、モンブランのようにホワイトスターも付いていません。一見するとアウロラ製ということさえ分かりません。
ガッキーはこのボールペンをリーガルハイで愛用していましたけど、実は私も指摘されるまで、アウロラのタレンタムであることは見落としていました。鈴木京香のボールペンがアウロラの大陸シリーズだと識別できた人でさえ、このタレンタムは識別できていませんでした。
このようにどんな場面でも無難だと言えるビジネス向け色調は、私の場合には最大の長所となっています。
それに造りはアウロラのイプシロンとオプティマの中間に位置付けられているだけあって、見た目だけでなくて中身も立派な高級ボールペンです。
上司と被るといった心配もありませんし、本当にビジネスの場では最強と言えます。
ただし… これは短所にも通じています。「味もそっけもない」という印象を持ってしまうのです。
だから最初の三日間は、会社でタレンタムを使っていても、ジェットストリームを無加工で使えるという以外の “魅力” は皆無でした。
ここまで個性を殺した高級ボールペンというのも、ちょっと珍しいかもしれません。
リーガルハイのイメージ
しかし完璧にビジネス向けで特長のないタレンタムですけど、これは使い手に “心の持ち方” よって変わって来ます。
たとえば親が生涯使い続けたとか、先輩から譲られたものだということであれば、ボールペン軸とは愛着が湧いて来るものなのです。
その点でタレンタムは、「ガッキーがTVドラマのリーガルハイで使った」というイメージを持つことが出来ます。
リーガルハイの主人公である古美門研介(堺雅人)は、勝つためには手段を選ばず、破綻した性格で、ガッキーのことを「超合金」とか「絶望的に色気がない」などと言い放つ変人弁護士です。
ガッキーはそんな罵詈雑言に耐えながら、彼と一緒に弁護人を無罪にしようと悪戦苦闘します。
彼女の武器は、何度馬鹿にされてもめげない精神力を持ち、せっせとメモをとっては見直して整理し、状況を分析していることです。
そして彼女はいつの間にか古美門(堺)の思考パターンを把握し、指示を受けるより前に先回りまで出来るようになります。
服部さんには、「ご子息(堺雅人)を倒すのは黛(ガッキー)以外にはいない」とまで高く評価されています。それは彼女が頭が良いとかでなく、いつも努力し続けることができる点にあります。
そのようなガッキーのイメージのおかげで、堺雅人のように仕事する意欲が湧いて全く来ていないような時でも、このボールペンを持つことによって勤労意欲を維持できます。
それにガッキーだけでなく、堺雅人もやる気を引き出してくれます。依頼人が誰だろうと勝利を必ず勝ち取るという、彼の活力あるイメージも悪くないです。
会社で仕事していると様々な仕事をせざるを得ませんが、それでもリーガルハイのノリで、「その仕事、やってやろうじゃないか!」という気分になって来ます。
だから論文を書くような冷静さが必要となる時には、ガリレオ湯川学先生のダンヒル・サイドカーが良いです。しかし「立ち向かう勇気」を沸き立たせるのには、リーガルハイのイメージを思い出させてくれるタレンタムは最高の一本です。
ミーハーで臆病だと笑って頂いて全く構いません。全く私ってヤツは、ちっぽけな人間です。その通りです。
しかしミーハーで臆病でちっぽけだからこそ、私はこのボールペンのおかげで仕事する意欲が湧いて来るのです。そして無事に今まで人生を生きることが出来ているのですから、「結果、オーライ!」です。
まとめ
これがガッキー(新垣結衣)がリーガルハイで使っていた、アウロラのタレンタムというボールペンです。
本当に造りがしっかりしていることには感心させられます。
これならばビジネスマンやビジネスウーマンへのプレゼントには、ピッタリの高級ボールペンだと言えます。
(そしてプレゼントで次のステップというものがあれば、オプティマもあるし、鈴木京香のようにアウロラの大陸シリーズも悪くないです)
そうそう、メモを取るのにはロイヒトトゥルム手帳ミディアムを使っていました。
(リーガルハイ2です)
そしてにしても今までオプティマの陰に隠れて、全く気が付きませんでした。こんなに良いボールペン軸を見落としていたとは、本当に面目ないです。
この調子だと、これから数十年の付き合いになりそうです。もちろん、「それまで現役だったら」ですけどね。
それでは今回は、この辺で。ではまた。
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記事作成:四葉静