最近では豊富な替芯が登場しています。
この記事では私が本ブログで紹介している替芯を、簡単に紹介しています。
ちなみに紹介した以外でも、ZEBRAの4c芯の油性芯を試したりしていますが、記事化する程のことは無かったものは省略しています。もし気になるようでしたら、ご相談頂けると幸いです。
(基本的なところは押さえたつもりで、あとは純正芯のレポートかなあ…)
4c芯
4c規格の替芯(リフィル)とは、ZEBRAが提唱したものです。最近ではパイロットや三菱鉛筆からも4c芯が商品化されています。
冒頭画像のプラスチック芯と同じく、メモ用紙を巻き付けることによって「お手軽替芯」を簡単に製作できます。また替芯アダプターに装着することも可能です。
ただし4c芯はプラスチック芯と比較した場合、インクフローが今一つ安定しないとコメントする人がいます。実際に私が利用した場合も、最初は紙質によっては書けなくなったり、逆にインクが大量流出した経験が何度もあります。
また4c芯はプラスチック芯と比べるとコスパが良くないことが多く、価格的に筆記具メーカーの純正芯と大差ないこともあります。
三菱鉛筆ジェットストリーム
低粘度インクの油性ボールペンです。2019年12月28日現在、4c芯としては0.5mm、0.7mmが提供されています。またカラーとしては、ブラック、ブルー、レッドの三色が存在します。
私は最初に0.7mm芯をモレスキンノートで使いましたが、筆記する角度が浅かったことが原因なのか、最初は文字がかすれて書けなくなりました。他の手帳で使い込んだ後に再挑戦したら、特に問題なく書けるようになっていました。
パイロットHITEC-C
ゲル/ジェルインクと呼ばれる水性インクのボールペンです。0.4mmのブラック、ブルー、レッドが商品化されています。
昔の水性インクと比べると滲みが改善されています。パイロットのWebサイトで詳しい情報を見つけられませんでしたが、0.4mmのブラック、ブルー、レッドしか存在しないようです。
私は今まで0.4mmを1本しか購入した経験がありませんが、特に問題なく利用できました。
ZEBRA SARASA
こちらもHITEC-Cと同じく、ゲル/ジェルインクと呼ばれる水性インクのボールペンです。
0.4mmと0.5mmの2種類が商品化されています。カラーはブラック、ロイヤルブルー、カーマインレッド、エメラルドグリーン、ブルーブラックの5色です。
万年筆のインクではありませんが、私はこの4c芯のブルーブラックの色が気に入っています。ただし5本購入したところ、2本で使い始めにインクが出過ぎて困るトラブルがありました。(気にせず暫く使っていたら、普通のインクフローになりました)
プラスチック芯
多色ボールペンに利用されるプラスチック芯の替芯(リフィル)です。各メーカーの主力商品であり、いろいろなタイプが存在します。
(先日子供の学校に行った時も、保護者がメモを取る時にカチカチと賑やかでした)
これを下記画像のように大型付箋紙を巻き付けたりして、モンブランやアウロラ用の即席替芯を作成します。クロスの場合はBic以外は長さが足りないので、空っぽになったプラスチック芯を付け足します。
なかなかセコくて物悲しい雰囲気が漂いますけど、プラスチック芯だけ製品化されている替芯も存在します。必要悪とでも言いましょうか。
三菱鉛筆ジェットストリーム
お馴染み低粘度の油性インクの代表格であるジェットストリームです。
プラスチック芯のジェットストリームは4c芯と異なり、0.38mm、0.5mm、0.7mm、1.0mmの全てが揃っています。カラーもブラック、ブルー、レッドに加えて、グリーンが商品化されています。
ジェットストリームのプラスチック芯は、1本1本が包装されたものだけではなく、数本でセットになったタイプも販売されています。ヘビーユーザーは、こちらを購入した方がオトクでしょう。
なお現在では0.28mmのジェットストリームも販売されています。
ZEBRA SARASA
水性ボールペンのSARASAですが、2系統が存在します。JK-0.4/JK-0.5と、NJKシリーズです。NJKシリーズでは豊富なカラーが提供されており、ここで紹介するのが面倒な程です。
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どのような種類が存在するのかは、先ほどの4c芯で紹介したZEBRAホームページが詳しいです。
パイロットHITEC-C
HITEC-Cも種類が豊富です。文房具店に行くと、本当に多数種類が販売されていることを実感できます。(替芯だけが店頭に陳列されているのが当たり前という商品も珍しいです)
これは少し長めの芯なので、クロスの油性ボールペンに使用する時に便利です。逆に他の油性ボールペン本体軸に装着する場合には、途中でカットすることになります。
販売開始された頃から使っていますが、ハズレを引いたことが無いです。書き味だけでなく、安定した品質も素晴らしいです。
Bic油性替芯
世界で最初に多色ボールペンを商品化したBicの替芯です。普通の油性ボールペンですが、書き味は悪くないです。
病院で看護婦さんに署名用にお借りした時、書き味が良いのに感動して購入しました。最近では低粘度インクも商品化しているとのことですが、量販品の油性ボールペンとしてBicの右に出る筆記具を知りません。
私にとって、Bicは書き心地が良くてお手頃価格な油性ボールペンの代表格です。単色ボールペンでも、オレンジ色の本体軸が有名です。
(冒頭画像の銅色の金属を採用した替芯が、Bicの油性替芯です)
まとめ
以上が私が存在を知り、実際に試してみた替芯(リフィル)です。やはり4c芯だと各種ボールペンへの装着が容易ですが、価格やインクフローの点で悩ましい部分が残ります。
基本的にはプラスチック芯を使うようにし、必要な時には4c芯も使用するといったところでしょうか。
それでは今回は、この辺で。ではまた。
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記事作成:四葉静