今回はモンブランのローラーボール替芯と互換芯の思い出話です。
なぜ過去形になるかというと、ジェネレーションというローラーボールのボールペンが行方不明になっているからです。
それで残量確認窓から「鬼滅の刃」の炭治郎君が見える、LAMYのローラーボールのボールペンを冒頭画像にしているのです。
(本当は買い直したかったですが、もう販売終了した筆記具だったので諦めました)
互換芯
互換芯と呼べるかどうかは分かりませんが、私はモンブランのジェネレーションのローラーボールペンをZEBRA SARASAで使用していました。たしかシグノも使えたように記憶していますが、確実なのはSARASAを使っていた事実です。
そもそもスターウォーカーの油性ボールペン軸にSARASAを装着するというアイディアを得たのは、手元にSARASAブルーブラックの替芯が残っていたからです。だからSARASAを使っていたと言い切ることが出来ます。
なお替芯の画像を見ると、何やらセロテープらしきものが、タンクの先端に巻き付いているように見えます。これは本当にセロテープです。
こちらの画像だと分かりにくいですが、モンブランのローラーボールの先端にはネジが付属しています。ネジで固定すれば、ペン先がグラつく心配は皆無になるという発想でしょうか。
いずれにせよ快適なのですが、何も対策していないSARASAを収納しても、使い物になりません。そこでタンク部分の根元に、セロテープを巻きつけているのです。
ただしこれをやると確かにSARASA替芯が固定されるのですが、テープが多すぎるとボディ後端に負担をかけることになります。したがってセロテープの量は、少しずつ増やしながら様子見するのが望ましいです。
いや… わずかでもボールペンの本体に負荷をかける訳なので、あまり望ましいとは言えないでしょう。ただし私の場合はボールペンの表面や内部が傷ついたりする前に、10年くらい使っただけで行方不明にしてしまいました。
全くもってして面目ない次第です。
購入と純正芯
ところでどうしてSARASAを使用するに至ったかというと、別にモンブランの純正芯に不満があった訳ではありません。と、いいますか、もともと私は先ほどの画像に写っていたようなノック式SARASA水性ボールペンを使っていたのです。
しかしYシャツの胸ポケットが汚れるため、キャップ式のボディが必要となりました。そこで仕方なくモンブランのジェネレーションを購入したという訳なのです。
それではどうしてSARASA水性インクのボールペンを使っていたかというと、万年筆に慣れて筆圧が弱かったりすることが原因です。実は本レポートを作成しているパソコンのキーボードも、わずかな力でキーを押せる特殊キーボードだったりします。
だからある意味で正しい状況と言えるでしょう。
そもそも私たちは筆記することが目的であって、そのために適したインクを選らぶ。その後で、インクを使うのに適した筆記具本体を選んでいるという訳です。
ところでモンブランのジェネレーションは大変に優れたボールペンでした。適度な太さだったので握りやすく、そして軽かったために書きやすかったです。
おまけにマイスターシュテュックと異なり、キャップ後端が平らになっていました。おかげで丸く切り抜いた黒ビニルテープを貼れば、ホワイトスターを隠すことが出来ました。
モンブランのホワイトスターは悪目立ちすることがあるので、必要な時だけホワイトスターを表示できるジェネレーションは安心できました。私がマイスターシュテュックのローラーボールに全く手を出していないのは、ジェネレーションに満足していたからです。
もし再びモンブランのローラーボールが必要になったとしたら、私は迷わずPIXローラーボールペン(ジェネレーションの後継筆記具)を購入することでしょう。
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PIXシリーズはジェネレーション以上に、ホワイトスター部分が平坦になっています。太さも手頃ですし、いろいろなカラーを選択できます。
正直言って元ユーザーとしては、ローラーボールに関してはマイスターシュテュックよりもPIXシリーズの方をおすすめしたいです。
まとめ
そんな訳でSARASA水性インクを気軽に利用できるモンブランのローラーボール・ボールペンのボディと替芯/互換芯に関する話でした。
私はボールペンを捻って替芯を出すツイスト式ボールペンが好みであり、現在ではYシャツの胸ポケットをインクで汚さない方策も確立しています。
おまけに水性インクを油性ボールペン本体軸でも利用できるようになったので、残念ながらローラーボール・ボールペンの出番はなくなりました。
しかしそれでもPIXシリーズのローラーボールのデザインは、たしかにオシャレで良いです。
残念ながら現在は試せませんが、マイスターシュテュックでは成功していないシグノ替芯も利用できそうです。
そんな日は来ないと思いますが、もしお金に気にせずにボールペンを購入できる時が来たら、あらためてPIXを購入するかもしれません。
(それにコスパ良い水性ボールペンの替芯を使えるので、運用コストで困ることも無さそうですし)
それでは今回は、この辺で。
ではまた。